ジェンダーギャップ(男女間格差)

「ジェンダーギャップの平等」は重要な社会課題と位置づけられています。しかし、就業形態や人材登用、賃金、家庭や地域での役割等、多くの領域においてジェンダーギャップは未だに残っています。男女間格差の度合いや具体的な課題、格差を解消するために求められる取組は、組織の種類や規模、地域の特性等によって異なります。性別にかかわらず、能力や個性が尊重される社会を実現するためには何をすればよいのか、その方策を考えます。

企業におけるジェンダーギャップ

企業や組織内においては、本来は「男女に関係なく、すべての人が、働きやすく、働きがいのある職場」であることが求められます。それを実現するには、まず経営者層から意識を変えていく必要があります。ジェンダー平等とはどういうことか、人権意識を持つということはどういうことか、なぜ意思決定層に多様性が必要なのか、業績にどのような影響を与えるのか、そのために何をすればいいのか、など正しい知識を学ぶことが重要だと考えています。

こうした課題に対し、私たちは、企業の将来を担う人材の裾野を広げるための活動に取り組んでいます。性別による固定的な役割分担の意識・無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)の解消を図り、とりわけ女性登用に対する社内の意識改革、経営上のメリット、ワークライフ・バランスなどを踏まえたキャリア形成支援を行っています。

女性に対する暴力をなくす運動

毎年11月12日から25日までの2週間は「女性に対する暴力をなくす運動」(11月25日は「女性に対する暴力撤廃国際日」)の期間として啓発活動が行われています。私たちは、国が主唱するこの運動に賛同し、女性に対する暴力の根絶を広く呼びかけるとともに、関係機関と連携し、被害者に対しては「ひとりで悩まずに、まずはご相談ください」と呼びかけています。

配偶者からの暴力DV
性犯罪・性暴力
AV出演被害問題
JKビジネス
レイプドラッグ
デートDV
ストーカー対策
人身取引(性的サービスや労働の強要等)
困難な問題を抱える女性への支援
生理の貧困

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