ごあいさつ
矢部和也
株式会社ワールドウインコンサルティング 代表取締役
日本キャリア・マネージメント・カウンセラー協会認定カウンセラー
社会正義研究家
1973年大阪生まれ。脱サラ起業家。アントレプレナー。教育事業(語学教室の経営)では国際交流の架け橋となり、信用調査事業(民事事件)ではご依頼者の負託にお応えできるよう真摯に取り組み、対人支援事業(カウンセリング)ではご相談者の困難や悩みに寄り添ってまいりました。
現在は会社経営の傍ら、キャリアカウンセラーとしても活動しています。AI時代だからこそ「その人ならではの生き方や働き方」が大切になってくると考え、一人ひとりが自分らしいキャリアを築けるよう支援しています。
AIの進化によって人間の仕事がどんどん自動化され、ビジネスはより効率的に進むようになってきました。近年では、社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)や持続可能性(サステナビリティ)にも注目が集まっています。こうした理念や考え方を実現していく上でも、AIはますます重要な役割を果たしていくことでしょう。
私は、AIは人間の仕事を奪う存在ではなく、人間を助ける存在だと考えています。確かに一部の仕事はAIに置き換えられつつありますが、その一方でAIによって新しい仕事や役割が生まれているのも事実です。
AIが得意ではない分野も数多く存在します。深い対人ケアや高度なコミュニケーション、マニュアル化できない現場仕事、倫理的・法的判断が求められる領域、芸術や伝統工芸など人間の感性や不完全さに価値がある分野、さらには機密性の高い医療分野などです。これらは今後ますます人間の強みが際立つ分野であり、AIは人間のパートナーとして活用されていくでしょう。
しかし、AIが今後どこまで進化するのか誰にも分かりません。技術の進歩の速さや社会への影響も予測困難であり、だからこそ今は「人はどう働き、どう生きるか」を改めて考え直す大切な時期だと思っています。
これは私の私見にとどまらず、社会全体の要請でもあります。その象徴が2018年の経済産業省「DXレポート」が示した「2025年の崖」です。未だに多くの企業が人材育成に十分な投資ができておらず、学びの機会はまだまだ不足しています。まさしく今、日本は崖っぷちなのです。
だからこそ、政府や企業側の積極支援に加え、働く側も「与えられるもの」ではなく、主体的に「学び」を獲得していく姿勢が求められています。リスキリング(今の仕事で必要な知識やスキルの変化に対応する)、リカレント教育(一旦仕事を離れて大学などで学び直す)、アンラーニング(これまでの知識やスキルを捨てて、新たなスタイルを獲得する)といった考え方は、その具体的な表れなのです。
キャリア形成は身近な学びから始まります。大切なのは、学びを自己満足や見栄を張るための道具にするのではなく、常に社会との関わりの中で課題解決にどう貢献するかを意識し、実際の社会に生かしていくことです。それこそが、AI時代におけるキャリアの本質だと考えます。
私がキャリア相談を受けるさいに大切にしていることは「相談者と温かく信頼に満ちた関係を育むこと」そして「謙虚な姿勢でお話を聴かせていただくこと」です。
ほんとうの意味でお悩みに向き合うには、相談者のお気持ちや大切にしている価値観をしっかり理解しなければなりません。それには相談者のお話を丁寧にお聴きすることを心がけています。そのためにも日頃から自分を律し、相談者から信頼される存在になれるよう努力しています。
そしてもし、不当な扱いを受けて離職に追い込まれたのであれば、その傷つけられた人としての尊厳を取り戻していただきたい。そして少しずつでも心の平穏と平和な暮らしを取り戻せますように、できるかぎりのご支援をさせていただきます。
座右の銘
No Rain, No Rainbow