女性の経済的自立に向けたデジタル人材育成を考えるシンポジウム

本日は「女性の経済的自立に向けたデジタル人材育成を考えるシンポジウム」に参加させていただきました。このシンポジウムは、女性デジタル人材育成についての理解を深めるとともに、先行する取組事例や課題を共有し、さらなる取組促進が目的です。

【主催】
独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)
一般社団法人SuFIA
株式会社MAIA
【後援】公益社団法人経済同友会
【日時】令和7年3月7日(金)13:00~16:00
【会場】衆議院第一議員会館 地下1階 大会議室 東京都千代田区永田町2-2-1

昨今、デジタルスキルやデジタルリテラシーは就労に直結しています。同時に、育児と介護が両立できる柔軟な働き方ができるように職場環境を整備するなど、企業側の対応も求められています。
 興味深い討論や気になった点をいくつかご紹介します。

◆生産性が低いまま長時間働く
→ 男性の働き方改革が必要

◆何歳まで働けばいいのか?
→ 人それぞれだが70歳くらいまで働くことはデフォルトではないか

◆「女性活躍」という言葉に違和感を感じる
→ 人権問題や幸福追求権の概念の一つとして捉えれば抵抗感は少ないのではないか

◆女性を会議に呼んでもしゃべらない
→ それは会議が安心安全な場ではないから(誰でも意見は持っています、会議のやり方を変えよう)

◆親から「ちゃんとした仕事に就け」といわれる
→ 「ちゃんと」とは何か?

◆できなければ、食いっぱぐれる
→ デジタルスキルは必須

◆都会が「令和」なら、田舎は「 」
→ 江戸

このほかにも様々な視点から問題提議がなされ、活発な意見が取り交わされました。「人生100年時代」といわれて久しいですが、長期的な視点で所得を増やし、経済的な自立を果たすためには、女性に限らず男性もデジタルスキルに習熟することがとても重要であることが分かりました。

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